石川県輪島市選挙管理委員会は19日、27日投開票の衆院選の不在者投票を請求した有権者に対し、投票用紙とともに、3年前の前回衆院選で作成途中だった政党一覧表を同封して郵送したと発表した。一覧表には参政党の表記が抜けていたという。県内外の6人が投票をすでに済ませたという。
市選管によると、一覧表を印刷した時にパソコンの中の3年前の作りかけのデータを誤って印刷。確認せずに、17日と18日に県内外の100人、病院や福祉施設など不在者投票指定施設31カ所に発送した。19日午前、不在者投票に立ち会った県内の別の選管関係者が一覧表が異なるのを発見し、輪島市選管に連絡したという。同選管担当者は「2重確認をすべきだった。大変申し訳ありませんでした」としている。